ぐずり 放っておいてはいけないケース

赤ちゃんは泣くのが仕事だとよく言われますよね。確かに泣かないお子さんはいませんし、ちょっとくらい泣かせておいても特に問題になることはないでしょう。ひと昔前は「肺の運動になるから泣きたいだけ泣かせておいても大丈夫」などと言われていたこともありますが、現代はそれが赤ちゃんとの信頼関係の構築にも妨げになるとされ、泣かせっぱなしでいるのをあまり推奨しなくなってきました。でもどうしてもママが手を離せないときってやっぱりありますから、そういう時に少しだけ泣かせておくことは仕方のないこと。あまり神経質にならないで大丈夫です。

 

でも中には大泣き(ギャン泣き)を放っておいては危険なケースもごくまれですがあります。何かの病気が隠れている場合など、赤ちゃんがあまりにも泣くので病院にかかったらその病気が判明するということもあります。

 

たとえば腸重積(ちょうじゅうせき)という病気は1歳くらいまでの乳児に多い病気で、腸の一部が別の腸のなかに潜り込んでしまうことが原因で起こります。激しく泣いて、時には10分おきに嘔吐があったりするので「おかしいな」と思ったらすぐに病院へかかりましょう。

 

また、多いところでは発熱を伴う中耳炎や髄膜炎、鼠径ヘルニアなども赤ちゃんによくある病気。特に食欲がなくなっていたり元気がないなどいつもと違う様子が見られる場合は病院に連絡をとってみましょう。

 

今は、小児救急相談という電話もあり、ワタシもよく利用しますが本当に便利です。24時間対応(都道府県により異なります)で、番号は#8000。電話口に出た相談員の方に症状を話すと、急患にかかるべきか、救急車を呼ぶべきか、自宅で様子を見るべきか指示してくれます。 夜中でもいつでもかけられるので新米ママにはとても心強いサービスと言えるでしょう。

 

⇒ 詳しくは、【厚生労働省HP】小児救急医療電話相談へ

 

また、ぐずるとは少し違いますが、激しく泣いたときに時々ひきつけを起こす場合があります。あまり泣いて息を吸ったままひきつけてしまうひきつけで別名「憤怒けいれん」とも呼ばれます。この場合もパニックにならず、洋服の首もとをゆるめ横を向かせて寝かせて安静にしてあげましょう。1、2分で治るはずですが、不安なら救急相談に電話をしながら様子を見るのもひとつです。ママもパニックになってしまいますが、時計を見てひきつけている間の時間をはかることをおすすめします。

 

こうした「放っておいてはいけない泣き方」は、どんな育児書にもいくつか紹介してありますが、やっぱり一番頼りになるのは赤ちゃんといつも一緒にいるママの直感。いつもと違うなと思ったら躊躇せず病院や医療相談に連絡しましょう。いざという時のために、かかりつけのお医者さんを作っておくことは必要ですね。

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