夜なかなか寝てくれない!

赤ちゃんのぐずりのタイミングは色々ありますが、夜間のぐずり泣きはママにとっては特につらいもの。特に冬は赤ちゃんがぐずる度に布団から起きだして授乳した結果、風邪をひいてしまうママも少なくありません。 この場合の対策はどうしたらよいのでしょうか。ここでは、賛否両論ある「添い乳」に焦点をあててみたいと思います。そもそも、どうしてこんなに賛否両意見があるのか考えてみると、やはり「これ!」という正解がないから。メリットとデメリット、それぞれをまとめてみましょう。

 

古くから親子川の字で寝る習慣を持つ日本の寝室事情で、添い乳は最も自然な乳児への対策であると言えるでしょう。そのためには母乳で育てていることが前提となってしまうのですが、母乳は乳児を安心させてあげるための特効薬とも言えます。おっぱいマッサージや母乳の出をよくするお茶や食事を心がけて、なるべく母乳で育てられると良いですね。

 

添い乳で安心させる理由のひとつには、体温と匂いがあるようです。新生児は生まれてすぐ、目も見えないうちから匂いで乳首を嗅ぎ分けて口にくわえます。慣れ親しんだお母さんの匂いと、温かい体温は赤ちゃんにとっては最高の安心材料。お腹がすいている、オムツが気持ち悪いなどの理由がなくてお子さんが夜中にぐずるときは何かしら不安を感じているとき。実際、赤ちゃんは眠りの浅いレム睡眠が長いので、大人に比べてたくさん夢を見ているそうで、不快であったり不安な夢を見て起きて泣いているということも考えられます。こうした場合に添い乳はとても有効な方法だと考えられます。

 

では逆に、添い乳のデメリットとはなんでしょう。添い乳に反対する意見として代表的なのはもともと眠りの浅い赤ちゃんが、添い乳によってさらに眠れなくなってしまうという意見。とても好きなおっぱいが常にそこにあるので、眠りが浅くなったタイミングで起きておっぱいを欲しがる癖がついてしまう、という考え方です。そして、それがクセになると、おっぱい以外で眠ることが出来なくなってってしまうというリスクが唱えられています。ただ、もしもお母さんが夜中の頻繁な添い乳による寝不足を苦痛に感じない場合や、添い乳をするが夜中に数回で、それ以上は増えない場合は特に問題なし、とされています。苦痛に感じるかどうかは、ママの胸の大きさも無関係ではないでしょう。添い乳をしやすいのはやっぱり胸の大きなママ。あまり胸のボリュームのないママは、添い乳の姿勢を取り続けると肩が凝ったり首が凝ったりしがちです。寝不足に加えて肩こりなどの体の不調は、育児ストレスの原因にもなります。そんな場合は添い乳ではなく、ほかの方法で夜中のぐずりに対応したほうが良さそうですね。

 

ただどんなにぐずっても赤ちゃんは成長とともに睡眠が深くなります。そのうち妹や弟が生まれたりすると、となりで赤ちゃんがギャーギャー泣こうが起きることなくぐっすり寝ているようになります。赤ちゃんの夜中のぐずりは一過性のもの、と割り切って無理のない範囲で付きあえるといいですね。

Copyright(c) 2013 http://www.health-e-kids.org/ All Rights Reserved.