体のリズムを整えよう

お子さんの夜泣きがひどい場合、昼間出来ることのひとつに外気浴、日光浴があります。

 

日光浴は、赤ちゃんに今は昼間だということを伝えてあげる効果のほかに、太陽の光を浴びてリラックスさせてあげる効果、さらには体内時計を整える効果があります。これらのメリットを十分に享受するために、新生児のころから季節を問わず散歩程度の外出を推奨する国もあります。北欧など日光に当たる機会の少ない国では、赤ちゃんがお昼寝するときはベビーカーに乗せて敢えて外に置いておくという習慣を持つ国もあります。これはずっと暖かい室内にいるより外気や日光にあたったほうが健康に育つと言われているからだそうです。

 

ただ日本では最近亜熱帯気候になってきて、日差しがとても強いですよね。冬でも晴れている時は日焼けが心配になるくらい強い日差しの日もあります。紫外線問題、とても気になるママも多いと思います。果たして赤ちゃんに日光浴をさせてよいのでしょうか。 ひと昔前は、「日光浴をしないとクル病になる」と言われていて、ママたちは積極的に日光浴させたそうです。(クル病とは、ビタミンD欠乏症のこと)また、「夏にしっかり日焼けをしておくと冬になって風邪をひかない」とも言われていて、タオルの上で裸にされた赤ちゃんが陽の当たる縁側で遊んでいたりしたのだそう。

 

でも今は、オゾン層ホールの出現で有害な強い紫外線が地表に届くようになってしまいました。たしかに日光浴には昔同様のメリットもあるのですが、それよりも皮膚ガンの心配や白内障のリスクの増加など、デメリットのほうが多くなってきてしまったと言えます。なかなか昔のようには日光と付き合えなくなってきました。 とは言ってもずっと家の中にこもりっきりでいるのはお子さんにとってもよくありません。外気浴は赤ちゃんの皮膚を鍛えるためにもある程度は必要です。上述の通り、体内時計を整えるという最大のメリットも日光浴にはあるので上手にリスクを避けて日光浴をする方法を考えてみましょう。具体的には以下の点に注意してあげてください。

 

日光浴は、窓ガラス越しか日差しが柔らかい朝か夕方がオススメです。紫外線(UV)は波長の長いほうからA,B,Cに分けられて、有害といわれるUV-Bは窓ガラスでかなり吸収されます。車に乗せるときも、窓ガラスからの直射日光を遮る工夫が必要です。市販されている窓ガラス用のカーテンやUVカット効果のあるスクリーンなどを上手に利用しましょう。 赤ちゃんの表皮は薄いため、その分紫外線の吸収も多くなります。外出時はベビー用の日焼け止めや帽子の着用も忘れずに。日陰でたっぷり遊んであげると疲れて夜はぐっすり寝てくれることも多くなるはず。

 

お子さんの夜泣きや寝ぐずりに悩むママやパパは、昼間の外気浴やお散歩を積極的に毎日の生活に取り入れてみましょう。

 

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